2010年02月09日

障害者自立支援法訴訟 意見陳述

自分では上手に言えないけれど
こう云う事が言いたかったんだ
母の熱い思いに涙が出たよ
いちおー 抜粋も載せたけど、ぜひぜひ全文読んでみて☆

とぜんなか通信 2010-01-26
東京公判で [障害者自立支援法]
 1月25日、東京地裁で第2回口頭弁論があり、
 傍聴席満員の中、原告の藤岡駿人さん(6年生)
 法定代理人・親権者 藤岡邦子さんが意見陳述されました


【いちおー抜粋↓】
(駿人は)愛の手帳3度の知的・発達障害児です。
自閉傾向を伴う広汎性発達障害との診断を受けています。
一方的な言葉や独り言が多く、人との会話はごく簡単なやりとりが、
馴染んだ大人との間に限り、なんとか出来る程度で・・・
手帳では3度と中程度の障害認定ですが、
危険なことが理解できないなど、
支援の必要性の観点からは間違いなく重度障害児です。

駿人の兄が生まれた時も、駿人が生まれた時も、
「私の子どもに生まれてくれてありがとう」
という気持ちでいっぱいでした。
駿人が12歳になった今もその思いは全く変わりません。

駿人の発達の遅れには、早い時期から気付きましたが、
特別ショックということはなく、覚悟をしたということもなく、
やはりそれは、ただわが家の日常に過ぎません。
 しかし、駿人を育てていくうえで、私が向き合ったものは、
「常に選択を迫られる」という息苦しさでした。
そのうえ、選択肢は限られたものしかないという現実です。
親の仕事は?療育は?学校は?放課後は?
子育てを楽しみたい小さなうちから次々です。

私にとって駿人の療育はまず、
「ありのままの駿人が暮らしていることが、
 当たり前であると迎えられること」です。
療育が必要ないなんて思っていません。
両方選べないから、ひとつ選ばざるをえないのです。
そして、その(選択の)ための制度が不備なために、
大変な負担を強いられているのが現状なのです。

駿人は、独自のこだわり行動などの特性があり、
障害者自立支援法の「行動援護」の支給決定を受けています。
(・・・が、)知的障害者の1000人に一人程度しか
「行動援護」が認められていない大田区の実態は
障害者自立支援法による支援が、
看板だけで中身を伴っていないことを物語っています。

駿人は小学生ですので当然のことながら収入はありません。
大田区からの心身障害児手当の年間5万4000円だけが
唯一の収入です。年間であって、月間ではありません!
利用者負担の上限は平成21年6月の決定で
 月額「3万7200円」です。
ヘルパーの交通費などの100%実費負担もあるので、
合計 年間約55万円の負担です。
 収入 年間 5万4000円 の児童に対して
 支出 年間55万円 という
10倍もの負担を請求する現在の仕組みについて、
裁判官、国はおかしいと思いませんか?

このことは、障害児のことだけでなく、
障害者が結婚すると配偶者の収入に基づき応益負担が課せられる問題と
共通しています。
しかし、これを解決する方法は技術的には意外と簡単です。
障害福祉での収入認定を、
家族を除外して、あくまで障害児者本人だけで考えれば済む話です。
 但し、これは、
障害児、障害者の支援を家族に押し付けないという基本的な考え方が
国の方針としてしっかりと理解されていることがないと
実現しないことなのです。

 裁判という形にせざるを得なかったわたしたち原告の思いと、
その後ろにある全国の障害者の声なき声にまで、思いを巡らせ、
今後の新しい法律の制定に臨んでいただきたいと思います。
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