2009年11月14日

ダム守るダム、年10億円

2009年11月14日 朝日新聞社
ダム守るダム、年10億円 八ツ場の上流に中和専用ダム

【概要】
 八ツ場(やんば)ダムの予定地の上流で、国土交通省が
環境基準を超えるヒ素を毎年検出しながら公表を避けていた問題・・・
 ダムが計画されていた吾妻川流域の水質問題は、
ヒ素だけではない。水が強い酸性なのだ。
戦前の1937年には下流の作物に被害が出て、
県に「毒水」調査委員会が設置されたほどだ。
八ツ場ダム計画は一度は消えた。

 その後、「世界初」の触れ込みで63〜65年に造られたのが、
酸性水をせき止める品木ダムと中和工場だ。
 中和すると、代わりに鉄やアルミニウムの水酸化物ができ
ダム湖の沈殿物には川の水に含まれる高濃度のヒ素などの有害物質も含まれる。
その処理に年約10億円の維持管理費がかかっている。
 これだけしても、中和化できているのは吾妻川の流量の4割。
国は総事業費850億円を見込んで処理範囲を広げようとしているが、
着手のめどは立たない。

 八ツ場ダムは計画浮上から半世紀以上たっても完成しなかった。
そして、首都圏の水がめである利根川に流れ込む吾妻川の水質問題も、
やはり未解決のままだ。


posted by kururu at 17:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会について考えた | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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