2009年08月22日

障害者の旅を支えるパイオニア☆

朝日新聞社 2009年7月31日
障害者の旅支え8年 ツアーの知恵袋、3千人送り出す

【概要↓】
 障害者でも海外ツアー旅行に参加できるよう力を注いできた「草分け」の旅行会社員 ANAセールスの室井孝王(たかお)さん(60)が、
定年を迎える。
8年前、職場の一角でたった1人で担当を始めた。
今では社内に専門部署ができ、
これまでに3千人以上を海外に送り出してきた。

「シンデレラ城のモデルにもなったドイツのノイシュバン
 シュタイン城は 階段が157段。ビルの8〜9階くらいです」
「ジュネーブ駅から高速列車のTGVに乗るには、
 約35センチのステップを上がらなければなりません」
車いすの客には「無理ですね」と言うかわりに
「上らなくてもいい写真が撮れます」
「一行が戻るまで、ふもとのレストランで休むこともできます」
と提案する。
情報を詳細に提供し、客が自分の能力や体調と相談しながら
ツアーのメニューを取捨選択できるように心がける。

 最初からうまくできたわけではない。
障害者のツアーに関する知識も経験もなかった。
障害がある子どものキャンプにボランティアで参加し、
福祉関係のセミナーに片っ端から顔を出した。
「リウマチの人は階段よりもスロープの方がつらい」
「脳性マヒの人は流動食をつくるためにミキサーが欠かせない」
足で知識を蓄えた。
段差などの情報は現地に行って確認した。

 脳性マヒの人には
「ミキサーを持って行きますよね。変圧器は準備しましたか」
弱視の人には
「空港のゲート番号が読めないですよね。
 航空会社に案内を頼みましょう」
といった言葉が自然に出てくるようになった。
自由行動で客が困らないよう、現地の言葉で
「救急車を呼んでください」
等の例文をカードにして配るサービスも始めた。

「対応していると、お客さんの声のトーンが明るく変わってくる。
 うれしくてたまらなかった」
「最後の8年、いい仕事をさせてもらった。
 ハッピーなサラリーマン人生でした」


posted by kururu at 21:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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