2010年10月19日

『わからない』ってこういうことです

目の見えない子に
他の子供と同様の絵を描けと要求するような
耳が聞こえない子に
他の子供と同様に歌えと要求するような

「空は青でしょ」
「青いクレヨンで塗ればいいのよ 簡単よ」
「そうじゃないでしょ」
「そこはお空じゃないでしょ」
「何回言ったら分かるの」
「お空は何色で塗るの? そう、青でしょ」
「青いクレヨンはそれじゃないでしょ」
「よく見ないから間違えるのよ」

褒められたいから 一所懸命考える
青いクレヨン、確かこの辺の・・・
あ、おこられた
また間違えちゃったみたい 
よく見てって言われたら顔を手の方へ向けるんだよね
そーしないとおこられる
言われた通り ちゃんとお顔を向けてるのに
青いクレヨン、よくわからない
お空って、よくわからない

自閉症でも同じこと
「○○したら、お友達が悲しいでしょ」
「こういう時は、ちゃんと言わなきゃ」
「おかあさん、いつも言ってるでしょ」

「そうか こーいうときはこーするのか」
なんて思ってやってみるのに 上手く行かない

大人になっても
上手く行かなかったことについて
「周囲の反応からして、どーやら自分がミスったらしい」
とは想像できるんだけど
「じゃあ、あのときどうすればよかったのか」
は、皆目見当がつかない

周囲は思う
「思いやりがない」
「反省してない」
「誠意がない」
「どうして優しくしてくれないの?」

周りのみんなには当然のこと
自分だけがわからない
自閉ちゃんの孤独
タグ:自閉症 教育
posted by kururu at 15:23| Comment(5) | TrackBack(0) | 障害とか病気とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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