『人生に絶望、動脈に伝わる? 「脳卒中などの危険」説』
【概要↓】
人生に絶望する気持ちがあると、頸動脈(けいどうみゃく)に病変が起き、
脳卒中や心臓病を起こす危険が高いことが 米ミネソタ大の研究でわかった。
循環器病にかかったことがない中高年女性を対象とした研究で、
人生に対して前向きかどうかを質問。
この回答と、超音波検査で測った頸動脈の壁の厚みのデータを分析した。
頸動脈は脳に血液を送る血管。
動脈硬化で壁が厚くなると、脳卒中などの原因となる血栓ができやすくなる。
分析の結果、人生に最も前向きな集団と、最も絶望感が強い集団とでは、
壁の厚みに0.06ミリの差があった。
「絶望感が強い集団は将来、心臓病や脳卒中になる危険が高い」
ラベル:医療