2008年11月24日

共存とは互いの在り方を尊重すること

さっき書いたコメントの続き

例えば
視覚障害者は
家の中の物の置き場をきっちり決めてる人が多い
見える人にとっては
はさみが1m違うところにあったって特に困りはしないけど
見えない人には10cm違う『だけ』で認識するのに苦労する
外出すれば、点字ブロックに物が乗ってる『だけ』で
命の危機にさらされることもある
白い杖をうっかり落としちゃったりしたら
生きた心地がしないことだろう
でも、他人から見れば『だけ』なんだよね
外界を認識するシステムが違うってこと
多数派には理解されにくい

自閉症の人も
外界(自分の外の世界)を認識して情報を処理する方法が
非自閉症者とは随分違うらしい
けど この世の中は
多数派である非自閉症者に認識しやすいように作られているから
自閉症者にはどうしても認識しづらく
『明瞭に認識できない混沌とした世界』に生きている
訳の分からん世の中で不安な日々を過ごしているので
自分にとって理解しやすい秩序が見えると安心する
(そう、『理解』を試みているのです)
視覚障害者にとっての白い杖みたいなものかな
例えば
先が読めない状況が苦手で 予定どおりを好む、とか
物が整然と並んでいると落ち着く、とか
言葉の意味を重要視する、とか

非自閉症者にとっては
「どうでもいいこと」「ささいなこと」と見えても
自閉症者にとっては
この世の秩序が崩れるか否かの大問題
それが脅かされようものなら
そりゃ〜、血相変えちゃうよ、って思う

自閉症者の『マイルール』は 視覚障害者の『白い杖』
ここ数年で 自閉症者への理解はずいぶん進んで
小さい人たちには、ソーシャルスキルトレーニングとかなんとか
便利で 使い勝手が良くて 非自閉症者とも円滑にやっていけそうな『杖』を
あれこれ教えてくれてるようだけど
今 成人している世代、特に高機能者(自閉症者の中の知的障害がない人)は
既存の便利な『杖』に出会えずに
一人一人が 試行錯誤の上で やっと手にした『杖』を頼りに
この世を生きている
不器用で不格好に見えるかもしれないけど
それしか持ってないんだもん

共存とは互いの在り方を尊重すること
多くの自閉症者が非自閉症者の理解に努めているように
多くの人たちが
自閉ちゃんたちの不安な気持ちを少しでも分かってくれたらうれしい

これも読んで☆↓
2007年08月19日
慮る(おもんぱかる)


ラベル:自閉症
posted by kururu at 23:15| Comment(12) | TrackBack(0) | 障害とか病気とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

どうも 今日は

ぱっとしないな〜
posted by kururu at 18:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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